【俺様主義】





今日から2日間、ライヴの間のオフ。



久々にが家に来てる。



今夜は泊まる予定。ってか、絶対帰らさへん!!

ライヴ中は電話越しの声しか聞かれへんから、こういう日は大切にせなアカン。





夕食、食べ終わって片付ける

カチャカチャ・・・食器同士の当たる音。



えぇなぁ・・・・あれで 裸に白いエプロンやったら完璧やのに・・・。

あっ・・・アカン!アカン!お楽しみは、もうちょっと後で・・・vv





俺が1人ニヤニヤしてると、片付け終わったが時計を見て

「京、テレビつけて!ドランクドラゴン出るんだよ!」

「えっ?マジで!?何ch?」

と、言いながら俺はリモコンのスイッチを入れる。



ちょうど始まったとこやった。

「今日は どんなネタするんやろう」

ワクワクして見ていると

「あっ!陣内くんだぁ!!久しぶりに見るなぁ」



ピクッ!!



チラッとを横目で睨む。

は、そんな俺に気付きもせず嬉しそうに画面を見つめる。





「京!!ドランクドラゴン出てきたよ!」

バシッ!バシッ!!俺の背中を叩く。

「分かってるって!」

痛いなぁ・・・もう・・・。

こいつ、加減っちゅうもん知らんのか!!





そうこしてるうちに、ドランクドラゴンのネタ終了。

「あぁ、おもろかった!やっぱ、えぇよな“ユーレピース”」

「うん、面白かったね!」



「さっ、!風呂入ろかvv」

俺がテレビを消すと・・・

「何すんのよぉー!次、陣内くんなのにぃー」

は強引に俺の手からリモコンを奪う。



ムカッ!!



「さっきの言葉聞いてた?陣内くん見るの久々なんだからぁ!!」





イライライライラ・・・・・・・ プチッ・・・





「おいっ!!何が陣内“くん”じゃ!!!あ゛ぁぁぁぁーー!?」

「何よ!陣内くんは陣内くんじゃない!!」

「ほんま、ムカつくのぉ!お前!!俺の事は呼び捨てにするくせに!」

「はぁ!?あんたが呼び捨てにしていいって言ったんでしょ?」

「“あんた”だぁぁぁぁーー!?お前、何様じゃ!!もうえぇ・・・お前1人で陣内“くん”でも何でも見とけや!!」



捨て台詞を吐き、俺は風呂場へ。













くそっ!なんかムカつくわー。

今日は一緒に風呂入ろうと思ってたのに!!



あ゛ぁぁぁーー!!!!!



そうや!みんな陣内が悪いんや!!

そうや!そうや!



・・・・・人のせいにしたら、少し落ち着いて来た。



って、俺も急にキレて悪かったしな・・・。

風呂上がったら謝ろっと。














「京〜・・・?」



湯船に浸かってるとドア越しにの声。



「・・・・・何や?」



俺は意地悪く、まだ怒った口調で答えた。



「さっきは、ごめんね。なんかキレちゃって・・・」

から謝ってきた。



良かった。これで俺から謝る必要なくなったな。

男から謝るなんてカッコ悪いし・・・もう少し怒ったフリしとこう!





「・・・・・・・」

「京・・・くん・・・・・?」

「・・・・・・・」



久しぶりやな。“京くん”って呼ばれたんvv



「仲直りしたいんだけど・・・寝てるの?」



「寝てへんわ!!」

あっ!返しても〜た・・・。



まっ、えぇか。

も仲直りしたそうやし。








「私も・・・・入っていいかな?」



えっ!!ウソ?マジで!?

あんなに2人で入るの嫌がってたから一緒に入ろうやなんて・・・・。



「べっ別にえぇけど・・・」

俺はニヤけた口元を戻すのに必死。

やっと真顔に戻った時、バスタオル1枚のが恥ずかしそうに俯いて入って来た。



うわぁぁ!色白ぉぉぉぉーー!!

いつもエッチする時電気消してるから、よう見えんかったけど。

やっぱ、白いなぁ。

きれぇなぁぁぁ〜・・・。

しばらく見とれてしもた。





「ごめんね。京・・・・くん」

「えぇで。俺も言い過ぎたし。それと“京”で えぇし。今更“くん”付けって呼びにくいやろ?無理せんでえぇから」



「・・・・じゃ、これで仲直りね。京!」

そう言うとは俺のおでこにキスをした!



「何で、デコやねん!!」

こういう時は唇って決まってるやろ!



「何となく。可愛かったから」

「可愛い言うな〜!!!」





キャッキャッ楽しそうに笑うを抱きかかえて湯船に入れる。

「キャッ・・・びっくりするでしょ!」

「いつまでも、そこにおったら風邪ひくやろ?一緒に浸かろうや」

「う、うん」

「それと・・・・」



俺がニヤッと笑うと、は危機を感じたらしく身構える。

「このバスタオルは邪魔や!!」

言いながら俺はの体にしぶとく巻きついてるバスタオルを取った。



「ぎゃぁぁぁぁぁああーー!!!!」



の悲鳴がこだまする。

風呂場やから、よう声響きよんねん!!

また俺の耳聞こえんようにするつもりか!!



「やめてよ!恥ずかしいでしょ!」

「何が恥ずかしいねん!今更!!」

「いぃぃぃぃぃ・・・やぁぁぁぁあああぁぁぁぁぁあぁぁぁーーー!!!」

湯船の中でバタバタ暴れるを抱きしめて落ち着かせる。





「今日はここでヤるからな!もう、我慢出来ひん!」

の耳元で囁いてみる。

「“ヤる”とか、言わないでよ」

と、言いつつもまんざらでもない様子。





俺等2人は一仕事終え、風呂を後にする。





俺が、もう1ラウンド頑張ろうと意気込んでると・・・

ソファでスースーが寝息を立てている・・・・。



こいつ・・・寝てまいやがった!!

俺の昂った気持ち、どうしてくれんねん!!



まぁ、明日も丸1日あるからえぇか。



俺はを起こさんようベッドへ運んだ。






次、会う時までに白いフリフリのエプロン用意しとかなvv







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七「こんにちわ!」
京「おい!!」
七「はい?」
京「挨拶だけかい!!」
七「京さん、エロエロですね(ププッ)」
京「風呂でシたら、アカンのか!!そんな法律あるんか!?」
七「法律て・・・その言い方・・・・・お子ちゃまですね」
京「・・・・くっ・・・・・・・・・・(悔)」