【おやすみっチュ】











「隼人〜・・・」

「・・・・・・」

「隼人ぉぉ〜〜〜・・・」

「・・・っんだよ・・・甘ったれた声出しやがって、気持ちわりぃな」



「こっち・・・」

「は?」

「こっち来て・・・」



「大人しく寝てろよ。鬱陶しい・・・」

「来てよぉ・・・寂しくて眠れないんだよぉ・・・」

「寂しいって、・・・・・・・・・俺はすぐ傍に居るだろ!」

「もっと近くに来てよぉ」

「っるっせぇな!・・・・・・・・・・・・・・・・ほら・・・」









言いながら、俺はの方へ手を差し出す。


くっ付くのは照れるから、手だけ・・・・・な。




口には出さず、心の中で呟く。











俺の手をギュッと握りしめ、頬ずりまでする、









「くすぐったいからやめろって!」


「・・・・・はや・・・と・・・」


「・・・?」


「・・・・・・・・・大好き」




そう呟きながら、夢の中へ旅立った、













あんまり甘えられると照れんだろぉが!

でも、こんなを独り占め出来るのは、彼氏である俺の特権!

こんなに可愛いは、いくら10代目にでも見せらんねぇな。

「・・・フッ」























+++++++








一人、この幸せを堪能する、隼人。


にそっと口付ける。










窓の向こうに光る眼にも気付かずに・・・・・・・・・・・・・・。


















「へへへぇ!ランボさん見ちゃったもんねぇ!!

 皆に言いふらして来よぉっと!!」




木から飛び降り、一目散に走り出す、牛柄の影一つ・・・。







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七「やっちまった・・・隼人くん夢書いちまった・・・」
獄「・・・ほんとやってくれたよな」
七「ひっ・・・!!ほほほ本物やぁぁぁぁぁぁぁーーー!!!!!!!!!!!!」
獄「うるせぇよ!!」
・・・ゴッ!!
七「痛っ!!痛いやん!!!」
獄「これでも手加減してやったんだ。一応、女だしな」
七「そこ威張って言うトコちゃうやろ!!仕返しじゃ!」
ゴツッ!!!
獄「っ!!・・・・・・てんめぇ!!二度とこんなモン書けねぇようにしてやるーーー!!!!!!!」
七「キャーー!!!(逃)」